裏切りの疑似体験
「イイヨ、イイヨー、その表情!男の嗜虐心にそそるよー」
そんなことを言われても僕は困っていた、そうこれは作った表情じゃない、
本音が顔に出てるだけなんだから、Hなグラビアモデルなんかやってる旅行好きの姉にかわって顔のそっくりな僕がこんな格好させられている。
体型もおねえちゃんとそっくりに見えるようにとスタッフさん達から付けられたおっぱいと
股間のラインが女に見えるようにと付けられた特殊メイクがまるで本物みたいですごく恥ずかしい・・・。



「でも、すごいよ君、ほんとの『森崎 瞳(おねえちゃんの芸名)』より人気があるんだから」
「えっ!?そうなんですか?」
「うん、読者アンケートでね、弟君のキミが入れ替わったときだけ『森崎 瞳』の人気がダントツNo.1になるんだよ、
君のお姉さんが作る本物の『森崎 瞳』は淫靡な感じなんだけどそういうモデルは他にいくらでもいるからね、
他のモデルには無いそのオドオドした感じが人気を呼んでるんだよ、なんだか素人っぽくて新鮮だってね」
「あはは・・・」
作り笑いを浮かべながら僕は新鮮であたりまえと思った、僕はおねえちゃんがいないときだけの代わりなんだし
素人なんだからそう思われてもしかたがないのだから、
それにスタッフさんたちはいままでもずっと僕に常に自然でいいからと言ってくれていたので
演技なんてするつもりもないし、
またできるはずもないしね、まぁすごく恥ずかしいけどお金も貰えるしときどき入れ替わってモデルの仕事を続けていた。

でもいくらやっても女のふりして恥ずかしい格好することには慣れないでいた、
しかしそのおかげで人気が出ているとは初耳だった、僕が話の内容にちょっとだけ驚いていると監督さんは
さらに話を続けてきた。
「でね、その読者アンケートのなかで『森崎 瞳』ちゃんの出演しているAVってないんですか?
あったら教えてください、なければ作ってください!などというのが多くてね、
やってみようってことになったんだけど君が出演してくれるかな?」
「ええっーー!?AVっ!?そんなっ無理ですよ、AVって男に抱かれなくちゃいけないんでしょ?
僕、男ですよ、いくらなんでもそれだけは無理ですよ〜!」
僕が目をまんまるにして驚いているとさらに信じられないようなことを言ってきた。

「そう言うと思ってね、実は今日君に着けてもらった特殊メイクには特別な仕掛けがしてあってね、
触られたり揉まれたりすると圧力センサーが働いて電気刺激で擬似的に女の性感を感じられるようにしてあるんだよ、
もちろん下の部分にもしてあって男のペニスがあてがわれると入れられたような感じがするように作ってあってね、
とっても気持ちよくなれるから男なのに男に抱かれる嫌悪感なんてまったく感じないと思うよ、試しにほらっ!」
「えっ!?んあっ!?」
言いながら監督さんは僕の胸に着けられた人工乳房に手を伸ばし鷲掴みにしてきた、
その瞬間そこからは僕の全身に痺れるような感覚が走った、体の心が熱くなってくるような感じがして
気が遠くなってしまいそうだった。

「ほらね、感じるだろ?」
「あっ、あっ、うそ!?こんなの凄すぎるぅ・・・信じられ・・・ない・・・キモチイイ・・・」
これが本当の女の快感だとは解らなかったけど、確かに気持ちよくて思わず本音が口から漏れてしまった。
「ははっ、気に入ってくれたみたいだね、どうやってみるかい?」
いつのまにか監督さんは僕の背中に回り今度は両手で特殊メイクの乳房を優しく愛撫していた、
もちろんその刺激にも僕の体は反応していた。
耳元で吐息混じりに聞いてきた。
「はあぁ・・・ちょっと・・・やって・・みよう・・か・・な?」
それがあまりにも気持ちよくてそう答えてしまった。
それは今後の僕の人生を大きく左右することに繋がることを知らずに・・・。

「じゃあ、スタジオはこのままここでってことで、あとは男優をさっそく手配するからちょっとまっててくれ」
「男優!?」
そうだ!いくら気持ち良くてもAVってことは男に擬似的とはいえ抱かれなくちゃいけないんだった、監督さんが上手くて
忘れちゃっていた。
「あっ!?やっぱり無理!いくらなんでも男に抱かれるなんて!」
「そんな〜今更それはないよ、さっきはOKっていってくれたじゃん、いきなりどうしたんだ?」
「無理なものは無理なんです、諦めて下さいっ!」
「そんなこと言わずにお願いっ!実は最近売り上げが下がってきていてこのままじゃ会社の存続も
危ういんだよ、君の人気なら立て直せると思って頼んでいるんだ、このとおりだからお願いっ!」
そういって監督さんは土下座までして僕に頭を下げてきた、そこまでされては断れなかったので
僕はついに最終的なOKを出してしまった。

しばらくすると背の高い男前の男優がやってきた、そしてなにやら打ち合わせしているようだった。
その打ち合わせみたいなのが終わると今度は男優だけをベッドに残して機材の横で様子を見ていた僕のほうに
スタッフさんたちが集まってきた。
「じゃあ今回のストーリーの設定を説明しますね、貴方の役どころは今の貴方の立場とあまり変わりません
、AV撮影前に外国に旅行してしまった姉の代わりに女になってしまう特殊メイクをそうとは知らされずに騙されて施され
撮影中に生本番している最中に知らされて犯されて戻れなくされてしまうといった内容です」
「えっ!?、それってまったく今の僕と同じじゃないですか?本気ですか?」
「ええ、演技の出来ない貴方には自然体でもっとも役に成り切れる話を考えたらこうなりました、
台本はなくて演技をしなくてもその特殊メイクがあなたを役に成り切れさせてくれるでしょう、
でも現実と違うのは貴方は戻れますがこの役は戻れなくされてしまうってところに違いがあります、
そこのところだけ気をつけてアドリブで台詞を言ってください」

なんて無茶なことを言うんだろうと思っていたがもう僕は全てを任すしかない立場に居た。
すでに全裸になりベッドに腰掛けてスタンバッっている男優さんが僕の方を見て二カッと笑った。
正直逃げ出したくなるほどの嫌悪感があったのだが僕は嫌がりながらもそこに向かって歩き出した。

ベッドに着くと僕は男優さんの隣に座るよう指示された、どうやら男優さんが僕をどう扱うのか
説明してくれるらしい。
「やあ、君がほんとは男の子だってことは聞かされてるよ、あの『森崎 瞳』の弟だってことをね、
近くで見ても女の子にしか見えないよ、正直これなら俺も演技に集中できそうだ、その演技のことなんだけど俺が言うことは
ほとんど台本通りで、あとは君の反応しだいってことになってるけど悪いようにはしないから我慢してほしいんだ」
「う、うん・・・」
「・・・声もかわいいね」
「えっ!?」
かわいいと言われて一瞬ドキッとした。
「いや、なんでもないっ!さあはじめようか?」
「は、はいっ」
その言葉を合図に撮影が始まった、僕の運命を決定付ける物語の始まりの瞬間だった。

「君も大変だねぇ、おねえちゃんの代わりにこんなもの着けられてAVにだされちゃうなんてね」
男優さんは先ほどまでの優しい表情から一転して顔を醜く歪ませながら
僕の胸に着けられた人工乳房に手を伸ばしてきた、
迫真の演技で、さすが!、とおもったけど少々怖かった、そしてつかまれた瞬間あの痺れるような感覚が全身を襲った。
「ひゃああううっ!?」
「あはは、君の身体はその特殊メイクとすごく相性がいいみたいだね、やりがいがあるよ」
「そんなぁ、あまりひどくしないでください、僕これでも男なんですから・・・」
悪いようにはしないと言ったさっきの言葉とはまったく逆の台詞に不安をおぼえそう答えた。
僕にはまったく台本がないのだ、そうしろと指示されたこともあってすべて素直に感じたことを口に出すしかなかった。

「そう『だった』な、でも今ここでは女、俺が立派なAV女優に仕立て上げてやんぜ!さあ、裸になりな」
やけに”だった”のところを強調する言い方だった、本当にこれから女にされる、そんな気がしてきた、
でもそんなことはあるはずないので僕は自分にできることを精一杯やるしかないと思った。
「は、はい・・・」
僕は着ていたバニースーツを自ら脱ぎ捨てた、その中から現れた僕の身体は、もともと華奢ということもあり、
特殊メイクによって見事なまでのスタイルに変わっていた、見下ろせばすぐ下にぶら下がっている人工乳房には
継ぎ目はまったく見当たらず、本物のようだった。

「おお〜!?、すげぇな最近の技術は!とても偽物とは思えない乳だぜ、・・・でもそれもすぐに本物に・・・おっといけねぇ、これはまだ言うべきじゃないな」
「えっ!?」
あまりに言葉に力があるのでだんだん不安になってきた、でも演技をやめるわけにはいかない、
ぶっつけ本番の撮り直し無しの撮影なのだから。
男優さんは両手で人工乳房を揉みしだくとその片方を口に含んで舐めてきた。
「あひゃあ!?」
乳輪や乳首にまで神経がつながっているようだった、舐められるとリアルに舌のザラッとした感じや
唾液のヌメっとした感じが伝わってきた。
「うああっ!こんなっ、すごいよっ、本物みたぁいっっ!」
「こっちの感度はほんとにいいみたいだな、じゃあこっちはどうだ?」
男優さんは片方の手を人工乳房から離し、お腹の上をその手を下腹部へ、
そして女性器を模った特殊メイクが貼り付けてある股間へと滑らしていった。
その指先が”ソコ”に触れたとき僕は未体験の衝撃を知ることになるのだった。

「っ!?んきゃああぁぁぁあっ!?」
それはあまりにも衝撃的だった、僕の体には例えようもないほどの快楽が電撃を受けたような痺れる感覚と共に
駆け抜けていった。
僕の体は陸に打ち上げられた魚のようにベッドの上で飛び跳ね自分ではコントロールが効かなくなっていた。
「おいおい、触っただけでこれじゃあ、入れたらどうなるんだよ?」
「入れ、るぅ?」
荒くなった息を出来るだけ早く落ち着かせようとしながら確かにその台詞を聞いた、
そして入れるトコなんて無いのにオカシイこと言うなと真っ白になりそうだった頭で思った。
だけどその直後、僕はそんな考えを持ったことは間違っていたということを嫌というほど思い知らされるのだった。

「そうだぜ、これから入れてやるからちょっと大人しくしてな」
そういうと男優さんは僕の体を楽々と持ち上げて体勢を変えた、それはちょうど後背位と呼ばれる体位になっていた。
入れるという台詞からどんな台詞を言えばいいか簡単に思い浮かんだ。
「えっ!?入れるってどこに?特殊メイクでお尻の穴だってふさがってるのに!?」
これは本当だ、豊かなヒップラインを出すのに臀部全体にも特殊メイクは着けられていた、
そのためこの状態では用を足すこともままならない、だから入れるトコなんて無いのに・・・。
「そうかい?じゃあここは作り物なのかな?」
と言って男優さんはその剛直の先端を特殊メイクの女性器にあてがった。
「んあっ?」
そしてまた『アレ』が来た、今度は少し慣れたのか、身体が飛び跳ねるようなことはなかったけど、
先端から伝わってくる熱くなり硬くなったペニスの感触がやけにリアルに感じられた。

「じゃあ、いくぜっ!」
男優さんは僕の腰を掴んでいる手にグッっと力を入れると腰にも力を入れたようだった、
軽く当たっていたペニスが強く押し当てられてきたのがわかった。
少し抵抗があった、でもいくら強く押し当ててもそれ以上は進めるトコなんて無いのになぁ、どうするんだろ?
と思っていたのだが
”ソレ”の侵攻は止まらなかった。
「っっ!?うわああああぁぁぁーーーッツ!?ひ?、ひいぃっ!?入って、入ってるぅっ!?
そんなっ、うそっ!?やめっ、やめてぇっ、ホントに入ってるぅうっ!!いやあっ!なんでぇっ!?どうしてぇぇっ!?」
信じられなかった、それはいとも簡単に僕の中に入ってきた、お腹の中にある感じ、とても錯覚などではなかった、
僕は演技を忘れて泣き叫んだ。
「なんでって、今君はこれを着けて女になってるんだから当たり前じゃないか!だからこれは本物のオマンコなんだよっ」
言いながらも男優さんは激しく打ち付ける腰の動きを止めようとはしなかった、
それも演技だと思うんだけど今僕の体に起きていることが信じられなくて、僕はもう演技など出来なくなっていた。

「ちがぁうぅっ!ホントに、ホントに入ってるのぉっ!こんなのおかしいよっ!やめてぇっ!お腹ン中にあるのっ
熱くて苦しいよぉっ!!」
「あははっ、そりゃあ当たり前だぜ、入れてるんだから、絞まり具合もイイ最高のまんこだぜ、『お前のは』よ」
「ええっ!?どういうこと?んあっ、これ作り物のはずなのにぃっ!?」
「ば〜か、こんなよく出来た作り物なんかあるかよ、着けた瞬間からお前の身体にどんどん馴染んでいってるのさ、
そしてもうこれはこうなっちまったらほとんどお前さんのモノだな、
あとは俺が止めを刺してやるだけだから覚悟を決めなっ!
まあ恨む海外に逃げたお前の姉貴を恨むんだなっ!」

「そっ、そんな、ウソでしょ?こんなことあるはずないっ!」
そう自分に言い聞かせた、でも確かにソレは僕の体内で固く熱く脈打ち、お腹の中を掻き回していた、
それが現実なのか、芝居の役に成り過ぎてるのか、もうわからなかった。
ただ感じている恐怖は本物だった。
「じゃあ、出すぞっ!これでお前は本物の女だ!姉貴にに代わって本物の『森崎 瞳』になるんだっ!」
「ひっ!?ひいいっ!?やめっ、やめてっ!許してぇっ!!だっ、ダメェぇぇぇぇえーーーーーーーーーーッッツ!!!!!」
しかし男優さんはその直後、僕の中に入れたまま、おもいっきりその精を放った、
迸る熱い液体が入ってるところで暴れていた。
「ああっ!?そんなっ!?あついぃっ!!あっ?だめっ、イク!イッちゃうぅぅぅううぅんっ♪」
中に出されイッてしまった、そして本当の女にされてしまったことを実感していた。

でも薄れゆく意識の中でその射精に僕は違和感を覚えていた。
射精されるのってこんな感じなの?もっと奥まで注ぎ込まれてくるんじゃないの?
女にされてしまったことで余裕などなるはずないのになぜかそのときそう感じていた。
そして僕はしだいに意識を手放していくのだった。

意識が闇に落ちようとしたとき、僕は聞いた。
「カァァァアアットォッ!はーーーい!お疲れ様〜っ!」
あ、そうだ、これ撮影されてたんだった、僕が本当の女の子にされる一部始終を・・・。
それを思い出すと一気に意識がはっきりとしてきた、みんなが僕に駆け寄ってくる。
ああ、そうだよね、僕はこれからめちゃくちゃに犯されちゃうんだよね、そう思った。
だけど良くみると男優さんもにこやかで他の皆もいい顔していた、なんで?僕が不思議がっていると
監督さんが寄ってきた。
「いやあ〜よかったよ!迫真の演技が撮れたよ!台本作らないでおいてよかったよ」
にこにこ笑いながら言ってる、ひどいよ!人を騙して女にしておいて。

「演技って?僕を女にしておいてまでそんなこと言わないでくださいっ!こんな、こんなこと・・・」
僕は怒りをぶつけた、しかし返ってきた言葉は予想してなかったものだった。
「あははっ、どうやら混乱してるようだね?そんなにソレがリアルだったかい?
でも本物になる特殊メイクなんてあるわけ無いだろう?まったく、技術のやつはすごいの作るな」
えっ?えっ?どういうこと?だって僕の中にアレが入って・・・?確かに・・・。
「だってさっき確かに!・・・今だってなにか入ってた感じがしてるし・・・」
「よっぽど、すごかったんだね、でも君は女になんかなってないから安心したまえ、
今これからここの撤収作業に入るけど君はしばらく控え室で落ち着いてるといいよ、撤収が終わったら
特殊メイク技術スタッフを控え室に向かえさすから剥がしてもらうといいよ」
え?でも・・・本当に・・・、いや、もしかしたら誤魔化されてるだけなのかもしれない、
だとしたら控え室には誰かがまちぶせしていて・・・。
と僕はいろいろ考えていた、すっかり疑心暗鬼になっていた、けれども片付けの邪魔になるので
控え室に戻るしかなかった。

控え室に着いた、今の僕の格好はさきほどのバニースーツに加えタオル地のガウンを纏っていた。
視界を下に移すと相変わらず豊かな乳房がぶらさっがている、そっと手を当てて指に力を入れてみる。
「ひゃうんっ!?」
確かに感じる、こんなのが本当に特殊メイクだというのだろうか?
今ではこれは自分の身体の一部であるとしか思えなかった、それを特殊メイクだと言われるほうが
ピンとこなかった。
「ここはどうなってるんだろう?やっぱり指なんか簡単に入っちゃうよね?」
今度は股間にもう一方の片手を伸ばした。
軽く触れた瞬間やはり性感を感じた、
「やっぱり女の子になちゃってるじゃないか」
次に自慰をするつもりでその指にも力を入れ奥へ突き入れようとした、しかし・・・。
「あれっ?おかしいな?穴はどこ?全然入っていかないよ?」
指の圧力は確かに感じる、しかしいくら探しても入れるべき穴は見つからなかった。

「おかしいな・・・さっきは確かに・・・そんなあれが錯覚だったなんて・・・」
ここで僕は撮影前の監督さんの言葉を思い出していた。
『男のペニスがあてがわれると入れられたような感じがするように作ってある』
じゃあホントにアレは僕の錯覚だったというのだろうか?そんなはずはない、
だって今でも確かに余韻というか、股間のあたりになにか入っていた感じがするし
お腹の中を掻き回される感覚が残っているみたいなんだから、でも・・・。
いっこうに考えがまとまらなかった。
でももう少しで技術の人が来てくれるだろうし、どうせそこでわかるだろうし・・・。
その場で答えを出すのをあきらめ、なげやりに待つことにした 。

自分の身体を確かめる行為を止めた僕は、特殊メイク技術スタッフが来るまでの間、
撮影中に振り乱した髪を丁寧にブラッシングしていた。
そう、僕のこの髪はカツラじゃない、
おねぇちゃんにいつでもわたしの代わりが出来るようにしておきなさいと言われ
半ば強制的に伸ばされていたのだ。
「はぁ・・・もううざいなぁ〜もう切りたいよ・・・」
ただ長いというだけでうざいのだはない、この髪とおねえちゃんそっくりの顔が揃っているせいで
車内痴漢にあったり、男からナンパされたりすることもあった。
男子トイレに入れば『うおっ!お姉さん、女子用はあっち!』とか言われるし、
友達とかには冗談なんだろうけどオカマ呼ばわりされることもあった。

コンコンッ!
そんなことを思いながら髪の手入れをしていると、控え室のドアをノックする音が聞こえた。
特殊メイク技術スタッフがきたようだった。

「技術部の者でーす、すいませ〜ん」
やっぱり、そうだった。
僕は鍵を開けると恐る恐るゆっくりとドアを開いた。
「お待たせしました〜、メイク剥がしに来ました〜」
その様子に言葉以外の他意は無いようだった。
でも本当にこれが剥がれるというのだろうか?こんなにも敏感に反応する乳房や女性器が・・・、
僕はもう、このときすっかり自分は女の子にされたと思い込んでいたのだ。
「じゃあ、裸になってください」
その言葉に一瞬ビクッっとする、必要以上に警戒してしまった。
その様子を見て技術部の人は
「やだなぁ、メイク剥がすだけですよ、そんなに警戒しないでください、まぁソレを体験したんですから、
気持はわかりますけど・・・」
と言ったので警戒しながらも再び全裸になった。

「じゃあ胸から剥がしますね」
と言って持っていた大きなボックスから”剥離剤”と書かれたラベルが貼ってある容器を取り出した。
「剥がすときちょっとヒリヒリするかもしれませんが害はないので我慢してくださいね、でも痛かったから言ってください、
無理に剥がすと皮膚によくないんで・・・」
「は、はいっ!」
本当に剥がれるんだ!男に戻れるんだ!いや、もともと女の子になんかなってないんだ!あれは錯覚だったんだ!
じゃあ早く!早く剥がして!
はやる気持を抑えられなかった。

まず技術スタッフさんはハケで人工乳房全体に”剥離剤”を塗った、しばらくそのまま放置するとうっすらと線が見えてきた。
「あっ!?継ぎ目?」
「はい、浮いてきたので・・・」
と、その辺りをスタッフさんはそっと摘み上げた、ピリリッと音がしてちょっとヒリヒリしたけど確かに剥がれていっていた。
見るとまるで日焼けした皮が剥けたあとのようなピンク色の皮膚が姿を現していた、
スタッフさんはその辺りにも少しずつ剥離剤を塗りながらゆっくりと剥がしていく。
やがてそれは完全に僕の胸から外れた。
「本当に取れた・・・。」
「あははっ、本当に自分の胸になっちゃったんだと思ってたみたいだね、
でもそれでこそ頑張って作った甲斐があったってもんですよ!じゃあ、下も剥がすよ」
「はいっ!」
スタッフさんがてきぱきと作業を進める、胸のときとくらべて広範囲に剥離剤を塗っていく、やがて継ぎ目が現れ、
胸と同じように剥がれていく。
「あっ!見えてきた!」
それはいつも見慣れたモノだった、剥離剤のおかげで女性器を模った特殊メイクから剥がれていってるのが見えてきた、
何事もなかったかのようにぶら下がるそれが今はなんだかそこにあるのが懐かしく思えた。
一応、念のため玉の下も確かめたが穴なんて開いてなかった、本当に良かったと思った。
「はいっ!取れました、ご苦労様でした、じゃあ明日もよろしくね」
「えっ?明日もっ!?」
僕は素っ頓狂な声を上げて驚いてしまった。
「はい、そうですよ、聞かされてませんか?」
僕はブンブンと首を横に振った、その様子を見てスタッフさんは説明にしてくれた。
これはこの1本だけでなくシリーズ化するということやそのために明日からも同じような撮影が続くっていうことなどを。
「大変だと思いますが君のお姉さんが帰ってくるまでの間だけだと思いますから頑張ってください。」
と言ってスタッフさんは帰って行った。
「・・・はぁ・・・あしたもか・・・」
足取りは重かったのだが帰ることにした。


夜が開け朝が来た、僕はベッドから飛び起きる。
「ぼっ、僕の身体っ!?」
そう言いながら両手で全身をまさぐり確かめる。
ほっ、良かった男の子だ、なんだか悪い夢を見ていたようだ。
でも・・・、今日もこの悪夢を見た原因の場所へ行かなければならないと思うと気が重かった。
しかも今日だけじゃない、おねぇちゃんが帰ってくるまではこれから毎日、僕は物語の中で本当の女にされるのだ、
しかも僕には逃げることは許されていない、特殊メイクを着けての撮影は続けられていったのだった。


それからというもの僕はいろいろなシーンを要求されるようになっていた。
例えばSMとか縛りとかパイズリとかフェラチオである、そのときの様子はこんな風だった。

「もぉ嫌です、元に戻してください・・・」
僕はムチで打たれていた、人工乳房と特殊メイクのヒップラインを、縛られて身動きとれない状態で。
「ああっ?またそれかよ?お前喘いでるとき意外はそれしか言わねえのな!うざいったりゃありゃしないぜ、
いいぜわかったよ、戻してやっても、でもこれのおしゃぶりが上手くできたらな!」
と言って手首の戒めだけを男優さんは解いてくれた。
目の前に到底しゃぶることなどできるはずもないグロテスクなものが突き付けられた。
「ひっ!?」
小さくくぐもった悲鳴が出る、演技半分、本心半分で。
「おらっ、これを咥えるんだよっ!」
このときも台本無しだったのでこういう展開になるとは思わなかった、でも繋ぐにはその行為をするしかない、
僕は意を決してソレを口に含んだ。
ぴちゅるっ、ちゃぷっ、はぷっ。
男のプライドなんてもうこのとき既に粉々に砕かれ無かったのかもしれない、僕は必死でそれを続けていた、
そして・・・。
「おっ!?いいぞなかなかうまいじゃねえか?男だったくせによ、
まぁ姉貴がアレだから弟だったお前にも素質があったって訳だな、
くくっ、これならイケそうだ、イクぞ!出すぞ!全部飲み込むんだっ!」
男優さんは僕の頭をがっちり押さえ逃げなくすると僕の口のなかに欲望をぶちまけた、僕はそれを飲み干すしかなかった。
「はぁ・・・はぁ・・・、じゃあこれで元に戻してくれるんですね?」
「いや、やっぱりもどさねえ、こんなうまいフェラ出来る女を男になんか戻すかよ」
「そんなっ?ひどいっ!上手く出来たら戻してくれるっていったのに!」
「ああんっ?なに勘違いしてぇんだぁ?戻してやってもいいって言ったんじゃんかよ、
ってことは戻さなくてもいいってことなんだぜ」
「そっ、そんなっ!?」
「じゃあ、もう戻してくださいなんていえねえように止め刺してやんぜ!」
「ひっ?ひいっ!?いやぁっ!?」

といった感じである。

そんな日々が一ヶ月ほど過ぎようとしていたある日、僕は休みをもらって昼頃までベッドの中で寝ていた。
すると家の外にバイクが止まった音がしたので起きて見ると郵便の人が郵便受けに1通の手紙を入れていた。
あっ!?そうだ!そろそろお姉ちゃんが世界一周旅行から帰ってくるかもしれない、
そのための知らせの手紙に違いない!
そう思った僕は大急ぎで手紙を開封し中身を読んだ、確かにそれはおねえちゃんからの手紙だったのだが、
その内容は僕の期待を大きく裏切るものだった。

「そんなっ!?そんなのってないよ!勝手に!」
その内容は旅で知り合った男性のことが本気で好きになり結婚してしまったということや
国籍を手に入れてその国に永住することなどが書かれていた。
目の前が真っ暗になった、なぜかって?だっておねえちゃんが帰ってこないっていうことは
僕はこのままずっと身代わりを続けなくちゃいけないっていうことなんだから。
僕が激しく落ち込んでいると不意に電話が鳴り響いた。
おねえちゃんから?と思ったけど電話に出るとその声は監督さんの声だった。
「大変だよ!今エアメールが届いて・・・」
「はい、知ってます、僕にも届きました」
「そうか、じゃあ休み中で悪いんだけどそのことで話があるから今から来てくれないか?」
「はい、わかりました・・・」
だいたいどんな話をされるか予想は付いたのだが行くしかなかった。

スタジオ付きの事務所に到着すると社長兼監督さんは開口一番やはりこう切り出してきた。
「今回のことはほんとに予想外だったよ、それで単刀直入に言うけど身代わりのことなんだけど、
もうこれで君のお姉さんは帰ってこないってことがわかってしまったんだけど君にはまだ
『森崎 瞳』を続けて欲しいんだ、無理なお願いだということは
わかっている、けどどうしても会社の経営を安定させるには『森崎 瞳』の力があともう2年・・・、
いや1年でいいから必要なんだ、お願いだ、引き受けてくれないか?」
「1年間・・・・」
長い、長いよ、1年も身代わりしなきゃいけないなんて、でも・・・、断われない・・・。
「わかりました、引き受けます・・・」
「!そうかっ!引き受けてくれるか?ありがとう!ありがとうっ!」
監督さんは目に涙を浮かべながら僕の肩を抱きしめた。
しばらく僕のことを抱きしめていた監督さんなんだけど肩を離すといつもの表情に戻り説明してきた。
「そうか、じゃあ、こんな時に言うもんじゃ無いんだけれどいつも君に着けてもらっている”アレ”は
それなりにコストがかかるものなんだ、
性質上、接着剤と剥離剤を毎回使って、本体の手入れもしなきゃいけないし、ということで連続長時間装着しても衛生的に問題が無く、また君の中出しされた感じが想像と違ったとか本当に入ってる感じがしたと
言っていたことなどからヒントを得て新開発していた特殊メイクがあるんだけど
開発スタッフがあまりに凄過ぎるのを作ってしまったと言って使わせてくれなかったんだけど
これから1年間着けて欲しいんだ」
「えっ!?あれより凄いんですかっ!?」
「だめかな?」
あれより凄いと聞いて内心怖かった、でもその反面それを体験したかった、それに断われそうもなかったので
許可してしまった。
「いいえ、わかりました、それを着けます」
それの本質がどんなものであるかも知らずに・・・。

しばらくすると特殊メイク技術スタッフさんが見慣れた物を持ってきた、しかし透明な容器に入れられて
なにかの薬液に漬けられていた。
「はい、これが新開発の特殊メイクです、これと比べたら以前のはおもちゃです、
まったく変わってないように見えますが胸は装着時、性感を感じると乳首が堅くなり立ちます、
そして女性器部分なんですけど・・・」
そこで一旦スタッフさんは説明をやめようとした。
「なんですけど?」
と聞くと説明を再開した。
「股間に貼り付けた後、体温を感じると裏側の形状が変わります、そのとき痛覚を麻痺させる薬液と皮膚を軟化させ伸ばす薬液が滲み出します、変形した女性器の裏側は筒状になり装着者の身体の中に入って行きます、つまり股間に擬似的に膣を形成するのです、身体の奥に到達した筒はその部分で膨らみ子宮の代わりとなります、機能は子宮ではなく
当然妊娠はしませんがそのかわり衛生を保つため定期的に内側に潜り込んだ皮膚の垢を吸収し
擬似膣道を通って排泄させます、そのとき僅かに毛細血管から滲み出た血液も出てくるようになっていて、
またそれを感じ取って装着者に快感以外の刺激も伝えるのでさながら生理を体験しているようになるでしょう、
尿道口もペ二スに繋がり、肛門も開いてるので着けてままでも用が足せます、
膣内射精をされれば当然、精液は擬似子宮内に侵入してきます、
君が以前言っていた『すぐに外に溢れてしまい違和感を感じる』と言った部分もクリアすることに成功しました、
しかしこういったあまりにも凄い機能の為、以前のように日替わりで着ける、外すといった作業が
気軽に出来なくなってしまいました、ですので装着者である君は着けたら1年間は
女性状態でなければならないということになります」
「えっ?膣?子宮?生理って?本当にそんなことができるんですか?いや出来たとしても
それはもう性転換なんじゃないんですか?」
「そうですね、手術なしの性転換と言えるかもしれません、でも手術に比べたら安全です、
不安なら一度だけ装着して外してみますか?」
とスタッフさんは言ったので
「はい、試させてください」
とお願いした。
人前で裸になることに抵抗がなくなっていた、すみやかに全裸になる。
「じゃあ着けますよ」
まず最初に乳房が着けられようとしていた。
「あれ?接着剤はいらないんですか?」
「こっちも体温で接着剤が滲みでる仕様です」
それだけ説明して乳房を圧着させた、そして次に新機能の女性器特殊メイクの番だった。
「これをここに入れます」
見ると内側にポケットのようなところがあった、スタッフさんは僕の男の子の証をなにげに掴むとその中に潜り込ませた、
とたんにおちんちんの感覚が無くなる、『あ、麻痺してるんだな』と思った。
根元まで収納できたことを確認すると今度は全体を圧着した、特に境目あたりを念入りに押してなぞっていくと
継ぎ目はすぅっと消えていった。
「すごい・・・接着剤ないのに・・・」
と関心していると玉の下あたりに当たるものがあった。
「あっ?なにこれ?・・・どんどん盛り上がってくる!あっ、これがそうなの?、でもちょっと、あぐっ!?痛いっかも?」
それはまさしく膣を作る過程だった、裏側の密着していたところの盛り上がりはあっというまに形を変えて股間のあたりの
皮膚の作りを変え体内に押し込んできているのがわかった、
これは錯覚などではなく本当に擬似膣道が身体の奥めがけて侵入しているからこそ感じ取れる感覚だった、
少し吐き気がしたが内臓の位置が少しずれただけの反応のようだ。
そしてそれが下腹部辺りまで入ってきたと思うと膨らんできた、擬似子宮の誕生である。
「あっ?、あっ?子宮が、出来てる!?」
「そうですよ、まぁただの袋ですが」
「すっ、すごいよ、これ!本当に女の子になっちゃったみたいだよ!」
「あはは、でも驚くのは早いですよ、ちょっと恥ずかしいかもしれないですけど指を入れて確認してみてください」
言われた通り指を入れてみた。
「えっ?これ?濡れてる?どうして?」
内側は粘液でヌメっとしていた。
「それはカウパー氏腺液ですよ、君自身の身体が分泌したね、気持よくなればそれだけ溢れてきます、
それが擬似愛液になるのです、どうです?すごいでしょう?」
「うん、すごい!すごいよ!でも・・・」
「でも?」
「こんなになっちゃってホントに取れるの?ずっとこのままなんて嫌だよ」
「じゃあ、約束ですから剥がしますね、剥がすときは慎重にしないと内臓に傷がつくかもしれないので苦しくても暴れないで下さいね。
「う、うん・・・」
スタッフさんは特殊剥離剤と書かれた容器を持っていた、
それをいままでのものと同じように塗るとやはり継ぎ目が見えてきた、
めくれるほど剥がれてくると今度はおちんちんのしまってあるポケットを探り当てて慎重に引き出した、
玉の裏あたりまで剥がれたとき僕は信じられないものを見て驚いた、
そこの部分には男の身体にはありえない穴が開き、
その中に人工女性器の裏から伸びていると思われる管が潜り込んでいたからだ。
「それ、まさかそれが?」
「はい、これが膣の代わりです、まだ君の中に入っています、慎重に引き出します、動かないで下さいね」
と言って引っ張り出した。
「あうっ!あっ、くうっ、あがっ!?うぐぅ!」
まるで内臓を掻き出されているようだった、ゆっくりではあるが、ずるずると音を立てて
それは僕の体の中から引き出されていく、そしてついにズルンッと擬似子宮まで完全に抜き出された。
「はぁ、はぁ、そんなのが僕の中に入っていただなんて、でもそれは・・・?」
みると擬似膣道や擬似子宮だと思われる部分に少量の血がついていた、それは確かに体内に潜り込んだ証拠だった。
「あっ?そうだ!入ってたトコはどうなってんの?」
そのあたりを確かめると擬似膣道が入っていたとは思えないほど小さな穴が開いていた。
いや、その穴は見てるその前でどんどんと小さくなっていった、そしてあっというまに塞がってしまった。
「こ、これは一体・・・?」
「入っていたものが無くなったので元の形状に戻ったんですよ」
「な、なるほど〜、ホントにすごいな〜」
「わかってくれました?」
「うん、これなら安心だよ」
「じゃあこれからさっそくですが撮影があります、今日はせっかくですから物語にリアル感を出すってことで
特殊メイクを着けているシーンから撮影しますからこのままスタジオに行って下さい」
と言われたので『またなの?急な話は!』と思ったけどしぶしぶ向かうことにした。

スタジオに着くと軽い打ち合わせの後、すぐに撮影が始まった。
カメラはすでに回っていて、その前で特殊メイク技術スタッフさんたちの手で僕は女の子に変えられていく、
このあと1年間は剥がしてもらえずこのまま着けていなきゃいけない特殊メイクを使って。
また普通のメイクなども同時に施された。そして・・・。
「あっ?あっ?そんな、何かが入って・・・、あがってくるぅ!ああ〜、そんなっ!?
膣ができてる、それにこの感覚・・・、子宮ができちゃってるよぉっ!」
今回の話は最初から騙されて女にされるのではなく、1年契約で本当の女になってくださいと言われて
引き受けたら1年後に戻してもらえなくなった、
という展開で進めていくらしい、そきほどの打ち合わせで説明されていたことだった、
しかし相変わらず台本は無い。
「ふふふっ、これで貴方はもう正真正銘の女ですよ、どうですか、気分は?」
スタッフさんの台詞だったけど、ただのスタッフとは思えないほど真に迫っていた。
「うん、なんか変な感じです、こんな簡単に女の子になっちゃうなんて、あまり実感がないです」
これは完璧にセリフ=演技だった、実際には本当に女のコになったことを強く実感していた。
さっきもそうだけどもうこの状態は特殊メイクの域を遥かに超えていた。
「そうですか?でも男優の相手をすれば嫌でもわかりますよ、女になったってことをね」
「うぅっ、ほんとにしなきゃいけないんですね?」
「はい、がんばってください!さぁ男優がおまちかねですよ」
いつものように男優さんはスタンバッていた。

「一部始終を見させてもらったよ、でもこの目で見てもまだ信じられないな、君が男の子だったなんて」
セリフと雰囲気はいつもの陵辱系を思わせるものではなかった。
「やですよ〜、”だった”なんて!まるでもう、戻れないみたいじゃないですか?」
「いやぁ、ゴメンゴメン!でも本当に女になったんだよな?スタッフ達からそう聞かされて入るけど、
ソコ、本当に入るのか?」
入るのか?と質問されたらこれがAV撮影でホントの女になったっていう設定上、
入ると答えるしかないと思った、そしてそのセリフに現実感を持たせるためにする行動もおのずと導かれる。
「入ると、思い、ます、けど自分では怖くて確かめられないんです、ちょっと見てください」
と言ってベッドに仰向けになると両足の太ももの裏側を両手で抱え込み左右の中指と人差し指でソコをくぱぁっと広げた。
と同時ににちゃあと粘液が糸を引く音が聞こえた。
すごく恥ずかしい体勢だということはわかっている、でもこれはHなシーンを撮るには最高のポーズだと思った。
「おお〜!?すごいな中までよく見えるよ、確かにこれはおまんこだな、それによく濡れてるみたいだし、
じゃあ入れていいんだな?」
「はい・・・」
僕はコクンッと小さくうなずいた、その瞬間じゅぶりっ!と卑猥な音を立てて男優さんはそのペ二スを
僕の股間に開いた本物の穴へ挿入させた。
しかしそのペニスも今までとは違っていてなぜかコンドームを着けていた、それはたぶんコレは
ずっと着けてなくちゃいけないので中だしは衛生上の問題でもあるんだろうと一人で勝手に納得していた。
「んあああっ!?入ってくるぅっ!ホントに入ってくるよぉっ!あはぁっ!きもちいいよぉっ!!!」
これも今までとは違い、錯覚などではなかった、本当に入ってきているのだ、その快感も今までとは比べ物にならない。
「ああ、入ったぜ、根元までな、本当に女だと認めるしかないなこれは・・・、じゃあ動くぞ?いいか?」
「うんっ、きてぇっ♪激しく掻き回してぇぇっ♪」
僕はすっかり淫乱な”オンナ”になっていた、本物の快楽によって男だということを忘れ、
演技だということも忘れていた。
堅く熱くなった先端が子宮口を小突く感覚がする、膣口からはじゅぼじゅぼと粘液質な音が漏れている。
それによってどんどんと僕は自分は今本当に女になってるんだと思い込んでいった。
やがて男優さんのものが少し中で膨張したかと思うと一気に収縮した、
コンドームを着けていたせいでよくわからなかったけどイッたんだな、と思った、
僕もそのとき僕のおまんこで気持ちよくなってくれたんだと思って嬉しくなっておもわずイってしまった。
「ああんっ♪いいっ♪でてるっ、イク!イッちゃうぅぅ〜♪んああああっ♪」
「はぁはぁ、君のすごいよかったよ、じゃあこれから1年間よろしくな!」
「う、うん・・・・」
今日の撮影はここまでだった。
「カーーーーット!はいっ!おつかれさま〜!いやぁよかったよ!やっぱり君は最高だよ」
といって監督さんは駆け寄ってきた、褒めれるのは素直に嬉しかった。
「そうですか?でもやっぱりこれはしばらく着けてなくちゃいけないんですよね?」
「そうだね、でもずっと着けてれば慣れると思うし君の演技にも幅がでると思うから1年間我慢してくれ、
じゃあ今日はこれで解散だ、いろいろあったけどこれからも頼むよ」
「・・・わかりました」
僕は家に帰った、この1年間ずっと着けていなきゃいけない特殊メイクを着けたまま。

次の日の朝、なんとなく起きた僕は不意に尿意を覚え、トイレに向かった。
寝ぼけ眼でパジャマを下ろし股間をリラックスさせた。
と、そこで違和感を覚えた、いつもなら体外の尿道を通る感覚があるんだけど、
今日はいつもと違うところからすぐにおしっこが出そうな感覚がしていた。
その感覚に一気に目が覚める。
「あっ!?しまった!今日から僕は!」
と再び股間を緊張させたがもう遅かった。
「ああああっ、だめっ!?出ちゃっ・・・止まんないよぉ!」
プシャァァァッとおしっこを噴水のように漏らしてしまった、
男のときならぎりぎり我慢できて抑えることができたかもしれないけど、
膀胱から直に出るような感覚に我慢できなかった。
おしっこは僕の隠れているおちんちんを通ってる筈だけど人工女性器から滲み出ている薬液で、
おちんちんの感覚が麻痺してるせいなのか、おしっこがおちんちんを通ってる感じはまったくしなかった。
「うぅ、恥かしいよぉ〜、こんな歳になって、お漏らしなんて〜」
と誰も見てる訳じゃなかったけど、濡れた股間と床を泣きながら拭いていた。
そして濡れたパンツを見て思った。
「男物じゃだめだなぁ、アソコにフィットしたものじゃないと、これ着けてるの忘れそう」
と改めて確認したのだった。

その日から僕の女の子生活が始まった。
まず服を買い揃えるところから始めた、特に下着を重点的に増やしていった、
最初の頃は女性下着売り場に行くとどきどきしてきて
恥ずかしくなったり本当は男なんだとバレたりしないか心配でおどおどしてたんだけど
よく考えてみるとどう調べてもバレようがないのだ。
しだいに慣れていった。
最初の1ヶ月が過ぎようとしていたときついに”アレ”がきた、生理だ、まぁ擬似生理なんだけど
お腹が痛くなったり陰部が腫れぼったい感じになって血が出てくるので僕にとっては正真正銘の生理だった。
嬉し、恥ずかしで生理用品を買った、それも時間をかけて自分に合ったものを見つけて
使いつづけることにも慣れていった。
その後一月毎にそれはやってきてそれが月経と言われるのがよくわかった。
プライベートな外出も自分でメイクするようになっていた、次第に上手くなって行く化粧技術と
今までしていなかった素肌の手入れをするようになって化粧ノリのよい肌になっていくのに満足していた。
逆に嫌なこともあった、痴漢に遭う件数が増えてきたのだ。
ある日のこと、僕はタイトミニを履いているとき車内で痴漢に遭った。
その痴漢はまず最初にお尻を撫でてきた。
『えっ?、うそ!?痴漢?僕、男の子だよ?』
と思ったがそのときの自分の状態を考えると、痴漢に遭ってもしょうがなかったのかもしれない。
イヤらしくなでまわすその感覚に背筋にぞぞぞっっと悪寒が走った。
『やめてよ、嫌だよぉ・・・』
と言いたかったんだけど怖くて口が動かなかった。
次に痴漢は後から両胸を揉んできた、大胆な手口だったけど、女に成り立ての僕は抵抗のしかたを知らなかった。
『んんっ、だめっ、やめて、声が出ちゃう』
と下唇をかみながらその快感に耐えていた、不覚にも乳首まで立たしてしまい、
痴漢はそこをも責めてきた。
『ああっ!?だっ、だめぇっ!そんなにつままないでぇ!』
そこまでされるともう耐えられなかった、いや、声じゃない、嫌悪感が快感に反転してしまったのだ。
気持ちよくなっちゃうと思った瞬間、アソコからじゅんっ♪と熱いなにかが溢れてくる感じがした。
それは擬似愛液なんだけど確かに僕自身の身体が分泌した液だった。
それは幾度となく男優さんに抱かれ、経験した”濡れる”という感覚だった。
『・・・、僕嫌なのに痴漢さんにまでこんなになっちゃう”オンナ”になっちゃったんだ・・・』
と自己嫌悪している間にも痴漢はその行為をやめようとはしなかった。
僕が抵抗できない女だとわかると、今度は指をすっかり濡れぼそっている僕のオマンコに入れてきた。
『んあああっ、だめっ!?もうやめてっ、ソコは、ソコはダメだよ、声が出ちゃうぅ!』
痴漢が指を2本も入れて中をめちゃくちゃに掻き回したのでもうたまらなくなっていた、そしてついに!
「んああっ!?ダメぇぇぇっ!!」
と声を出して僕は車内でイッってしまった。
痴漢はびっくりして逃げようとしたけども車内には逃げ場が無く周りの人に取り押さえられていた。
僕は次の駅で逃げるようにして降りた、鉄道警察の人とかが「待ってください」と言ったけど、
今の僕には身元を保証するものが何も無いので被害届けなんて出せなかった。
家に帰ると僕は嫌だった筈なのに、車内での出来事を思い出してしまった。
「なんで、まだ濡れてるの?だいぶたつのに・・・」
痴漢から受けた行為により僕の体にはすっかり火が付いていた、手が勝手に股間へ伸びる。
「あうんっ!?」
ああ、感じる、感じるよっ、すごい疼いてる、止まらないっ!
僕は無我夢中でソコを擦った、初めてのオナニーだった、クリトリスをつまむと体中に電気が走るようだった。
「んあああっ、きもちいいっ♪」
小陰唇と大陰唇の溝にあわせて指でなぞると、浮かびながら堕ちていく不思議な感覚がして、
僕はそれに酔いしれていった。
僕は指を入れた、もう中はグチャグチャだった、
痴漢の太くごつい指にくらべ僕の指は細くしなやかで快楽を得るには少し不十分に思えたが、
自分で一番気持ちいいところを探しているうちに、いつか聞いたことのあるざらっとしたところを見つけた。
「んあっ!いいっ、ここいいっ♪」
Gスポットである。
なんで僕にそんなものがあるのかよくわからなかったけど、このときもうそんなことはどうでもよかった。
「はぁんっ♪イクッ!イッちゃうぅぅ♪僕、女の子のおなにぃでイッちゃうよぉおぉ!!んあああああああっ♪」
指を引き抜くと透明な粘液がべちゃべちゃに付いていた。
限りなくHな気分になっていた僕は、何の抵抗もなくソレを舐め取った、
それはいつか味わった男優さんの精液の味とはまったく違っていた、
苦味が無いばかりではなく心なしかほんのり甘かった。

そんな日々を過ごしているあいだにも僕の『森崎 瞳』としての活動は続いていた、
しかし以前と違うことが一つだけあった。
中出し物がなくなって男優さんはいつも挿入前にコンドームを着けていたことだ。
せっかく擬似子宮ができたのに一度もそこに精液を注がれていない。
男なのにそんなこと思うのはすごく異常だったが子宮内に精液を注ぎ込まれる膣内射精がどういうものか
知りたいと思うようになっていた。
この頃すでに、僕は女の感覚にどっぷりと嵌っていたのかもしれない。

あれからちょうど1年になる朝を向かえた、下腹部に違和感を感じた僕はパジャマを脱ぎショーツを確かめた。
生理だった、ちょうど12回目の、しかし少々いつもより量が多めのような気がした。
時間を見ると撮影時間が迫ってきていることに気付いた、今日も仕事なのだ、だけど
生理痛が酷くて行く気になれなかった。
電話で連絡すると監督さんは何故か何回目の生理なのか聞いてきたので僕が12回と答えると
「じゃああと3日間は休みでいいよ」
と言ってくれた、僕はそれに甘えることにした。

3日後スタジオに行くと監督さんはこう言った。
「じゃあ今日がそれを着けての最後の撮影になるよ、そしてこのシリーズも完成です、頑張ってください」
やった!いよいよ男に戻れるんだ!よ〜し!最後だからとことんHな女を演じてみせるぞ!
と張り切って撮影に臨むことにした。
そして運命の撮影が始まった。

「あの・・・、今日で最後なんですよね?終わったらこれ取ってもらえるんですよね?」
「ああ、『それは』取ってやるぜ、約束通りにな」
「ほっ、よかった」
「でも最後だからって手は抜くなよ、半端な反応したらまた1年伸ばしてやるからな」
「はっ、はいっ!」
「じゃあ、最初はパイズリフェラからだな」
それは1年かけて仕込まされたテクだった、人工乳房でペニスの皮の部分をしごきながら先っぽを咥え舌を這わす、
なんなくできてしまう、口に含んだとたん、自分が男なんだということが麻痺してきてまったく抵抗を感じない。
「くくっ、上手くなったなぁ、男の子だったくせに、今日は俺も張り切って君を気持ちよくしてやるからよ、
とりあえず軽く味わいな」
と言って射精した。
「あっ!?ぷはっ?んんんっ!?」
顔射だった、みるみる白濁で汚されていく僕の顔、でも僕はそれを甘んじて受けるしかなかった。
「はぁ・・・熱うぅぃ♪」
「はは、すっかりザーメン好きになっちまったみたいだな」
「あんっ、言わないで・・・」
そう言いながらも口に入ってきた分は嬉々として喉を鳴らしながら飲み込んだ、それを見て男優さんは満足そうだった。
「じゃあ今度は下の口にたっぷり味あわせてやるぜ!」
「うん、来て♪ここにも飲まさせてぇっ♪」
本気で欲しいと思った、パイズリフェラで演技を忘れすっかり興奮してしまっていて、
あそこがグチュグチュになって疼いていた、それに見ると今日はコンドームを着けていない、
つまり今日こそ本当の中だしを味わえるのだ。
そう思うと期待で胸がふくらんできてドキドキしてきた。
「じゃあ、いくぜ!」
じゅぶぶっとソレが僕のオマンコに埋まっていく。
「はぁんっ、やっぱり気持ちいいっ♪」
「あははっ、すっかり気にいったみたいじゃないか、もう戻らなくていいんじゃないか?」
「あんっ♪そんな、あひぃっ♪頑張って・・・あうんっ♪演技してるだけですよぉ・・・」
気持よくて喘ぎながらも答えた。
「そうなのか?とても演技だけとは思えないけど?」
図星だった、本当に気持ちよかった、指摘されたとおり戻らなくてもいいと思えるほど。
でも僕は男の子だ、とそのことで逆に自覚した、それを演技に台詞に出すことにした。
「だって頑張らないと戻してくれないんでしょう?もう1年も女の子やってきて僕、おかしくなってきてるんだ、
いいかげん戻りたいんだよ、だから必死なんだ」
本気の演技だった、以前に何回か監督さんに上手くやって売り上げあげてくれたら早く特殊メイクを
剥がしてあげてもいいと言われていたからだ。
「そうかい?じゃあいっそのことおかしくなっちまえばいいじゃないか?そのほうが楽だぜ、俺たちも助かるからよ、
ずっと女のままでいてくれよ、その様子ならどこまでもいけると思うぜ」
なんだか雲行きが怪しくなってきた。
「そんな、やめて下さいよそんな冗談!」
「くくっ冗談じゃないって言ったらどうする?なぁ!?技術スタッフさんよ!」
えっ?なんでここで特殊メイクのスタッフさん呼ぶの?今は撮影中でしょ?
でもスタッフさんはカメラの前にやってきた、
カメラはまだ回っている。
「えっ?どっ、どういうことですか?」
「それを答える前に質問させてくださいね、君はもう12回ほど生理を体験したということですが本当ですか?」
「はい・・・」
「じゃあそろそろいいのかもしれませんね」
「えっ?なにがですか?」
「ソレを着けて身体の内側に入り込んだ皮膚は擬似子宮の働きで垢が剥がれ落ちて体外に排泄されるのですが、
剥がれ落ちたその部分は皮膚が再生されずにそのままの状態で擬似生理を幾度に渡り体験することで変質し、
粘膜の壁に覆われた本物の子宮と膣になるんですよ、さらにその特殊メイクから滲み出た薬液と、”その部分”や
乳房に受けた快楽により女性のものとなったホルモンバランスが貴方の肉体をしだいに生物学上の女に
変えてしまうのです、妊娠もすることができますよ、そしてその効果は膣内射精により完璧なものになります、
ただし着けたばかりの頃だったら逆に拒絶反応を起こして剥がれて2度と使えなくなってしまうのです、
そのために今まで中出し物は撮らなかったんですよ、でも今日ついに君を本当の女にして
貴女を『森崎 瞳』にすることができます、私たちの自由にできる『森崎 瞳』にね、
いやあ、あなたが馬鹿でよかったですよ、喜んで身体を作り変える『調教』を受けてくれたんでねうまく行きました、
そう、これは冗談なんかじゃありませんよ」
これまでの流れで本能的にこの話が物語り上の設定じゃなくて真実だと感じていた、
でもそれを認めたくなかった僕は自分に言い聞かせた。
そんな、ウソだよね・・・、演技だよね・・・?いやだなぁ、凄い上手いよ・・・、そうだよね演技だよね、
じゃあ僕もそれに答えなきゃ・・・。
「そんなっ!?僕は今までずっと騙されたのっ?そんなっ!そんなぁっ!!」
「あはは、この期に及んで、君は期待以上の反応をしてくれるね、じゃああとは男優にまかせるとしましょう、
よろしくね」
といってスタッフさんは男優さんの肩を叩いて、少し下がった、でもまだ撮影範囲に入っていた。
「ってことだから覚悟をきめな、マンコにもザーメン欲しいんだろ?イカせまくって、たっぷりと中出ししてやんぜ!」
と言って男優さんは再び激しいピストン運動を開始した、異常なことを知らされたというのに
僕の肉体は快楽で打ち震えた。
「んあああっ!?いいよぉっ♪気持ちいいよぉっ♪本当の女の子にされちゃうのに、すごく感じるよぉッ!!!」
「うおっ!?すげぇ!絞まるっ!それに感じが変わったぜ、これは名器中の名器だ!たまらねぇっ!
出すぞ、オラァッ!!!」
その瞬間、男優さんは膣内射精をした、そしてついに始めて子宮内に注ぎ込まれる快感を知った、
お腹の中が満たされるという感覚を始めて味わったのだった。
「んああああああああぁぁっ〜!?出てるぅ♪一番深いところで出てるよぉ♪子宮に流れ込んでくる!キモチイイッ♪」
そして僕もイってしまった。
「ふぅっ、これで完成したんだな、あとは俺でも仕上げられるんだな?」
と言った、変な台詞だなと思っていたらまた技術スタッフさんが発言した。
「そうですよ、この特殊剥離剤を乳房と下腹部全体に塗ってください」
と男優さんに手渡した。
あれ?おかしいな、カメラはまだ回っているしそんなことしたら取れちゃって『本当の女になった』
ってこと表現できないんじゃ・・・?
あ、でもやっぱり剥がれるんじゃないか、びっくりさせないでよ、まぁどういうシーンなるのか想像できないけど。
となどと思っている間にも男優さんは人工乳房に剥離剤を塗っていく、するとすぐに境目の線が現れてきた。
「じゃあここを引っ張ればいんだな?」
「ええ」
それを聞いて男優さんはそこを思いっきり引っ張った、ピリリッと音がして”ソレ”は剥がれた。
それはまるで肌色の布に乳首を描いたような物だった。
「えっ?なにそれ・・・」
それが人工乳房ではないことはすぐに理解できた、でも剥がれた物が人工乳房じゃないとすると、
僕の胸はいったいどうなってるんだろう?
と思いそ〜っと視線を下に向けた。
「ええ〜〜!?なにこれ〜っ!?」
そこには相変わらず二つの大きなふくらみがぶら下がっていた、
その上に着いていたであろう皮を強く引き剥がされたためなのかプルプルと揺れていた。
「これっ!どういうこと?2重になってたの?」
「いいえ、それは紛れも無い正真正銘の貴女の乳房なんですよ、さっきも言ったとおり、
女性のものになった貴女のホルモンバランスでそれはそこまで大きく成長したのです、特殊メイクの下でね、
その成長に合わせて特殊メイクは萎縮して、ただの皮になっちゃうんですけどね」
「えっ?えっ?うそでしょ?2重になってるんじゃないの?そんなっ、お願いだからそういってよぉ!」
「まだ解らないみたいですね、でも下を剥がされてそこを見ても同じことがいえますか?」
「よし!今度は下だな!」
といってすっかり混乱して動けなくなっている僕の下腹部に男優さんは剥離剤を塗っていく、
やがてつなぎ目が現れて剥がれていく、乳房と違って薄さに変化は無いようだった、
しかしそれが本来ならオチンチンがあるべきところまで剥がれたというのにまったく見当たらなかった、
しかも裏側のポケット状になっているところも見当たらなかった、さすがにこれは2重になっていたとは考えにくい、
つまりもうそこには僕のオチンチンは無いのだ。
「そっ、そんなっ!?そんなっ!?無いっ!?無いよっ!どうしてぇっ!!?」
「当たり前だろ、君はもう本物の女なんだから、女がそんなことにオチンチンあったら大変だろう?」
「貴女は1年間、私達に女として扱われ、女として生活していくことで自分では気付かないうちに
女としての自覚に目覚めていったのです、そしてその自覚は貴女の肉体にも影響を及ぼし、
”女のカタチ”に変えていったのです、貴女に宿ったオンナの精神に合わせてね、
つまり貴女は女に慣れていくことで自らも女性化に拍車をかける努力をしていたんですよ」
「そんなぁっ、そんなこと信じられないよぉ!ウソでしょ?なにか凄い機能が働いてるだけなんでしょ?
お願いだから冗談だと言ってよぉ!!!」
「あははっ、もうこれ以上凄い機能なんてあるかよ!じゃあ今これを完全に引き剥がしてやるぜ、
一気に引っ張り出してやる!」
「えっ?やめっ、やめてぇっ!?そんなことしたらお腹の中が壊れちゃうよぉ!」
「大丈夫だって、それくらい、女の膣や子宮ってのはけっこう頑丈にできてるモンなんだぜ!
赤ちゃんが通れるぐらいなんだからな!」
「そんなっ!?違うッ!僕は男の子・・・っ!?あがぁぁっぁああぁぁっーーーー!!!!?」
しかし男優はソレを一気に引き抜いた、内臓が掻き出されたかと思った、
けれども出てきたのは擬似膣道と、擬似子宮だけだった、
擬似子宮は男優さんの出した精液で満たされていた。
その表面にはうっすらと血がこびり付いていたが、一見して血ではない粘液状の物もこびり付いていた。
それが本当の”愛液”なんだということはこのときはわからなかった。
「ほうら、簡単に抜けたぜ、それにほら!そこもしっかり形成されてるじゃねえか、正真正銘のオマンコだぜ」
「えっ?」
言われて僕はそこを確かめて見てみた、それを見て僕は今までないほどに驚愕した。
「ああっ!?・・・そんなっ、そんな?・・・・、そんなぁあぁぁぁぁっ!?こんなっ、ウソ、うそだよぉぉお!」
それは人工女性器とまったく同じ形をしていた。
ぽっかりと大きな口を開け、小陰唇、大陰唇というヒダヒダが入り口をイヤらしく飾り、
内側はどう見ても作り物ではない粘膜と粘液に覆われた壁を持つ穴になっていた。
「いやだぁ!こんなのが僕の体の一部なんてぇっ!こんなのが僕の体のはずがないっ!信じらんないよぉぉっ!!」
「うそじゃねえって、そこも、中も1年間着けてくれたおかげですっかり”その形”に癖ついっちゃったって訳さ、
その穴は俺のチンポに使い込まれたことで君自身の肉体が変化して出来た本物の膣だし、
その奥にあるのは本物の子宮って訳さ」
「そう、そしてもう塞がることはありません、1年前はまだ癖もついていなかったし、
膣も子宮も形成されてませんでしたからね」
続けてスタッフさんも説明した。
そのとき初めて本当に本物の女にされたことを実感した。
「そんな、いやだよぉっ!元にもどしてぇ!」
「元に戻りたいか?でももう俺たちじゃ戻せねぇんだ、元に戻る鍵は君が握ってる、簡単なことさ、
男だった形とか感覚とか強く思い浮かべればいいってだけの話さ、そうすれば形状が男に戻れるはずさ、
あとは時間かけて性質も戻せばいいってだけの話さ」
「そうなんだ!じゃあやってみる!」
と僕は想像してみることにした、僕のオチンチンの形やその感覚を、しかし・・・・。
「あれっ?あれっ?おかしいなっ?わからないっ!わからないっ!?なんでっ!?オチンチンの形って?
勃起の感じって?入れる感じって?わからない!思い出せないよぉぉぉぉっっ!?」
いくらアソコに意識を集中しても男の感覚を思いだすことができなかった、逆に想像できてしまったもの、
それは女として疼く感じと入れられる感覚だけだった。
「くくくっ、・・・あははっ、あーーーはっはっはっ!無理無理、君、1年も俺に抱かれまくってるんだぜ、
とっくに全ての感覚がオンナになってるのさ、男だった感覚なんてどうやっても思い出せないってこと!
ということだから諦めな」
「そんなぁ、なんでこんなことぉ?ひどいよぉ・・・」
「最初から決まっていたのさ、だれがこうしようと言ったと思う?君の姉さんだよ、
どんなことをしてもいいから弟を自分の代わりにしちゃっていいよって言われたのさ、
実はその君を女に変えたこの技術も君の姉さんがこんなものもあるよって外国から見つけてきてくれた物だったのさ、
裏社会の技術らしいけどね、手渡されてつまりこれを使えと判断したんだよ、俺たちは」
「そんな、うそ・・・」
でも僕は思い出していた、ずっと前に何度かおねぇちゃんが
『あんたが妹だったらねぇ〜いつでもあたし辞められるのに』
と口癖のように言ってたのを、でも本当にこんなことするなんて・・・。
「お願いだよぉ、ずっと身代わり続けるから、男には戻してよぉ」
「だめだな、成長すればどんどん男の身体つきになっちまうからな、
たしか監督は君なら10年は稼げるって言ってたな、そのためには最後の機能を使って女にしちまったほうが
てっとりばやいって訳さ、君はもう俺たちから逃げられない、
君は俺たちが自由にできる『森崎 瞳』になったのさ!」
「そんな・・・そんなっ!?」
「じゃあこれで撮影終了だよな?」
と焦点の合わなくなった瞳で床を見つめる僕を無視して男優さんはスタッフ達に聞いた
「そうですね、よくやってくれました、あとは編集でなんとかしましょう、お疲れ様」
と監督さんは言った、そしてカメラの電源がパチンパチンと消される音が次々と鳴って
全てのスタッフさんたちが僕に群がってきた、その中にはカメラマンさんもいた。
全身から力が抜けていく、がくがくと震える体も抑えることができない、僅かな希望を探してカメラを見たけど、
もうどのカメラも動いていなかった、つまりこれから起きることは物語ではない、現実なのだ。
「ふふふっ、やっと君を『森崎 瞳』を自由にできますよ、君はとっくに私達の罠に嵌っていたのです、
さぁ、私達を受け入れてもらいますよ」
「ひっ!?いや・・・こないでっ!だめっ!だめぇっ!!」

どんなに否定しても1年間かけて開発されてしまった肉体はその快楽を”きもちいいこと”として受け入れ、
僕はよがり喘ぎまくった、
本物の子宮に注ぎ込まれる精液は擬似子宮が入っていたときとくらべると、とても熱かった。
当然だ、遮る物が何も無いのだから。
「どうだい?本物の子宮にザーメン注ぎ込まれるのは?きもちいいだろ?」
「いやっ!いやぁっ!やめてっ!許してぇっ!!」
「じゃあそこが嫌ってんなら俺はここに入れてやるよ」
前が塞がると僕の産まれついての穴も犯された、腸内にも誰のものともわからない精液が注ぎ込まれてくる。
「ちがぁうぅ!そんな意味じゃないの、やめてぇ!」
「少々うるさいな、そんな口はこれで塞いでやる!」
と、あるスタップは僕の頭を押さえると無理やり彼の男性自身を咥えさせた、嫌な筈なのに、
僕の舌は意に反してそれに絡み付いていった。
「へへっ、しっかり反応してくるな、時間かけてじわじわ仕込んだ甲斐があったぜ」
アソコもお尻も口も塞がると、余ったスタッフはペニスを僕の胸に擦り付けたり、
僕に手を使ってしごくように命令してきた。
「おっ、俺は胸を貰うぜ」
「じゃあ、俺は手でしてくれ!」「あっ?俺も!」
それは全て1年をかけて仕込まされたテクを総動員させる狂宴だった。
僕はそんな中にあってもこれは最高の演技を引き出すための監督さんたちの演技なんだと思い込むことにして、
これが2重になった特殊メイクだと知らされ、剥がしてもらえることを期待していた。
でもそんな時はついに来ることがなかった。

やがて僕の全身が白濁で汚れてないとこなんて無くなろうとしていたとき、その宴は終幕した。
終わり際に監督さんに耳元で囁かれた。

「明日からもず〜〜〜〜〜とよろしく頼みますよ、『森崎 瞳』ちゃん♪」
僕の運命が永久的に決定された瞬間だった。
その後、僕の肉体が”男のカタチ”を取り戻すことは2度となかった。

【END】




オセロ
2005年10月23日(日) 03時02分38秒 公開
■作者(または投稿者)からのメッセージ
1年という長い期間でじわじわと知らず知らずのうちに肉体的にも精神的も女として作りかえられていくといったことを書いていたらものすごく長くなってしまいました。
混乱して疑心暗鬼になってく主人公に萌えてくれたらうれしいです。

19日、感想分を読んで加筆してみました。